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耐久性の高い温泉揚湯管のメーカー

日本は世界的に火山が多いことが知られていて、火山の噴火や地震などの自然災害の影響を受けやすいという問題があります。

日本列島に存在する火山は自然災害の原因のひとつですが、観光資源や高温かつ豊富に湧出する温泉をもたらせてくれるというメリットもあります。

日本国内で温泉が湧出している地域は少なくなく、中には世界的に人気の高い観光地も含まれます。

天然に湧出する温泉の中には硫黄・酸・アルカリ・塩分を多く含んでいたり、高温であるケースも珍しくありません。

一般的な湧き水と比べて温泉水は金属を腐食しやすいという性質があるので、温泉を引いてくる場合は腐食や高温に強い温泉揚湯管を使用する必要があります

静岡県富士市にある富士化工は温泉揚湯管メーカーのひとつで、ポリプロピレンまたはガラス繊維強化プラスチック製のパイプを製造・販売しています。

いずれも樹脂で作られているので酸・アルカリに強く、長期間にわたり使用し続けることが可能です。

用途に応じていくつかの種類がありますが、源泉の温度が高くない場合は保温機能付きのパイプを利用することで「加温なしの源泉かけ流し」の温泉を提供することができるでしょう。

インターネット上でPDFファイルの形で配布されている「富士化工温泉製品ハンドブック」には、各製品の特長や使用可能温度・圧力・耐用年数、などのデータが掲載されています。

宿泊施設・入浴施設・レジャー施設で温泉揚湯管の導入をお考えの方は、「富士化工温泉製品ハンドブック」を参照してみることをおすすめします。